お客様納入事例紹介
「日本一、幸せな企業になりたい」この想いを実現するために本社棟を建設しました。
大自然の見えるカウンターやカフェコーナーを仕切りのないワンフロアーに作ることによって、
社員、お客様、地域の皆様とのコミュニケーションを活発にしたいと思っていました。
社 名 株式会社アイ・エム・シー ユナイテッド
創 業 昭和60年8月
設 立 平成元年8月
代表取締役 今津 正彦
従業員数 41名
所在地 広島市安佐北区安佐町飯室2541-1
ホームページ:http://www.imcu.co.jp/
◇貴社の事業内容を教えてください
自動車開発用模型事業、検査治具事業、鋳造用模型事業と大きく分けて3つの事業を行っています。自動車開発用模型事業は、新車種開発の初期段階に用いられる自動車開発用模型(モックアップ)を製作しています。3Dデータをもとに、時には自動車まるまる1台を製作することもあります。
検査治具事業は、自動車メーカーの量産をサポートする事業で、生産ラインを止めることなく検査業務が行える装置(検査治具)を製作しています。
鋳造用模型事業は、鋳造品成型のモトとなる「型」の製作を行っています。巨大な発電機や大型タンカーのポンプ、マンホールのフタまで、それぞれに最適な「型」をつくり、ものづくりを支えています。
◇今回の本社棟建設の目的は何ですか?
私は常々「日本一、幸せな企業になります」と社員に夢を語っています。この夢を実現するためには、社員の子供達に、「お父さん、お母さんの会社は素晴らしいところだ」と心から思ってもらえるような会社にする必要があると思っています。本社棟建設の一番の目的は、この夢を実現させるためでした。社員も毎年増え、事業規模も大きくなってきたので、既存のプレハブ事務所が手狭になったことも大きな要因です。以前は採用活動を有利にするため、本社を広島市の中心に置くことも考えました。しかしながら、今までお世話になったこの地域の活性化に少しでも貢献できればと思い、この地に本社を置くことに決めました。ここはコンビニもないような田舎ですが、将来コンビニができる街にするために、地元広島の自転車競技のプロチーム「ヴィクトワール広島」への支援活動等を通じて、地域の賑わいづくりにも貢献したいと考えています。
◇ご依頼の内容はどういうものですか?特にこだわった点はありましたか?
1階は自動車開発スタジオとして研究開発に集中できる場とし、2階は事務処理が快適にできる事務所としました。事務所は、一人一人のスペースを広く取って、ゆったりとできる空間づくりこだわりました。3階は皆の顔が見えるように仕切りを無くしてワンフロアーにし、カフェコーナーやカウンターを作って社員間のコミュニケーションが活発にできることを重視しました。
本社棟が大自然の中にあることを活かすために、窓を大きくし会社から見える視界を広くすることによって、自然豊かな場所を社員や来客者に見てもらえる工夫をしています。
周りに大きな建物が無いことを活かして、本社棟自体が地域のランドマーク的な建物となるために、高速道路から看板、本社棟が見えるようにしました。地域への恩返しとして、災害時には3階のスペースを開放し、地元の人の緊急避難場所になるように、自治会等との連携も定期的に行っています。
◇新しいオフィスの感想はどうですか?
来客者に対して、社員が自信を持って対応できるようになったことが大変良かったです。生産性も向上し、コミュケーションも活発になったと思います。建築後すぐにコロナ禍となりましたが、3階や会社の駐車場を利用して社員の家族を呼んでBBQや食事会を開催し、社員の家族にも会社を見てもらうことによって、目的であった社員の家族にも会社にプライドを持ってもらえるようになったと思っています。採用活動にも大きくプラスになり、来社してもらった学生の内定率が向上しました。大学のキャリアセンターから見学の申込みも増えました。
◇アンザイを選んでもらったきっかけ、理由は何ですか?
アンザイさんへの依頼のきっかけは、西原社長と中小企業家同友会で以前より懇意にしてもらっていたことと、アンザイさんが建て替えられた自社ビルを見させていただいて、すごくセンスが良く当社の目指しているオフィスだったので、「ここなら間違いない」と思いお願いしました。実は、担当の古田さんは高校の同級生で非常にご縁を感じました。
◇アンザイの担当者の対応はどうでしたか?
とにかく、対応にスピード感があって良かったです。担当者の古田さんは、専門的な知識や経験も豊富で安心感がありました。予算は何かと膨らんで厳しかったのですが、しっかり価格対応もしていただき、予算内に収めることができ、大変満足しています。