今さら聞けないWebサイトのコト Vol.5 初心者でもわかる「レスポンシブWebデザインとは」
会社のホームページや商品、サービスのWebサイトはいつ頃作られましたか?またはいつ頃リニューアルされましたか?2020年より前なら要注意。それ以前のWebサイトはレスポンシブ設計されていません。では、されていないと何がデメリットになるのでしょうか。今回は基本に戻り、「レスポンシブWebデザイン」を解説します。
※「Webサイト見直し隊」とはアンザイがホームページに関する様々な問題を解決させるために生まれたチームです
■ レスポンシブデザインとは?
現在Webサイトを見ている環境は、PC、スマホ、タブレットなど端末が多様化しているのが当たり前になっている時代です。レスポンシブとは、同じ内容の情報を見ている端末ごとに自動で表示を切り替えられる仕組みです。
■なんで2020年より後が良いの?
2018年検索大手のGoogleがMFI(モバイルファーストインデックス)を導入し、モバイル端末への最適化が必須となりました。その時はまだモバイルホームページを別で準備する段階でしたが、Googleがレスポンシブデザインを推奨してから2年で急速な技術発展を遂げてきました。
2020年以降はっきりとした差が出始めます。スマホなどの端末からのアクセスがPCを超えてきたのです。スマホなどモバイル端末で快適に見られるように時代が切り替わったのです。逆に2020年より前のWebサイトはモバイル用ページは使い勝手が悪いページになってしまいました。
■ レスポンシブにしないと何がいけないの?
第一に検索結果に影響してきます。モバイルでも最適に見られないWebサイトは検索結果で評価が下がり、表示が後ろに行ってしまいます。
次に費用面や業務効率化で、一つのWebサイトの方が制作費や管理費が安くなりますし、運営していく上で一つの校正で済むため運営の効率化も計れます。
最後は一つのURLによるSNSなどでのアクセス優位性です。統一されているのでシェアされやすくなり、情報拡散も容易になりました。
レスポンシブデザインをしていなかったせいで潜在的なお客様を逃している可能性もあります。2020年を基準に一度見直してみてはどうでしょうか。検証や見直しのご相談などお声がけください。