この季節、夏季特有の不快感、疲労感、そして食欲不振などの症状は、多くの人が直面する問題かと思います。
この症状がさらに進むと、日常生活に大きな影響を与える「夏バテ」に陥りがち。
夏バテ対策に最適な食事は色々ありますが、食欲の落ちがちな夏でも喉を通りやすい「そうめん」を頂く方も多いかと思います。
ただ、冷たいそうめんにネギや卵、簡単な薬味だけだと、エネルギー不足になって力が出ないなんてことも。
そこで、おすすめのレシピをご紹介します。
「そうめん」のトッピングにタンパク質はもちろん、緑黄色野菜を積極的に摂るのがおすすめ。夏は紫外線による熱中症やダメージを受けやすいため、緑黄色野菜で、ビタミンCやβ-カロテンで体内の抗酸化力を高めましょう。β-カロテン豊富なスイカを使うのも面白いので是非。甘みと水分で食欲アップしますよ。さらに、オリーブオイルをプラス。オリーブオイルはオレイン酸が主成分のため、オメガ9系の油といわれます。植物性の油脂は野菜のβカロテンの吸収率をアップさせてくれるので野菜の調理に最適です。
サラダ感覚でさっぱりとした中にオリーブオイルのコクが特徴的で、夏バテ対策にぴったり。
材料(1人前)
そうめん 1把
茹でた鶏ささみ 1本
トマト(甘味の強いものがおすすめ)小1個
スイカ 適量
茹でたオクラ 1本
ベビーリーフ お好みで
A塩 適量
Aブラックペッパー 適量
Aオリーブオイル 大さじ2
Aレモン汁 小さじ1
めんつゆ 適量
1、鶏ささみは手で食べやすい大きさに裂き、トマトとスイカは1センチ角に切り、オクラは小口切り。
2、ボウルに1を全て入れ、Aの調味料を加えて良く混ぜオイルを馴染ませる。
3、大きめの鍋でそうめんを茹でたら水で締めてしっかり水気を切る。
4、お皿に3を入れ、2を汁ごとトッピングして、ベビーリーフをお好みで盛り付ける。
5、めんつゆを入れて出来上がり。(お好みでオリーブオイルやブラックペッパーを追加。)
フードコーディネーター
Lapis 佐々木晴美
日本デザイナー学院・インテリア科卒業。
フロアー空間やショーケース、イベントのディスプレイに加え、メニュー開発・レシピ提案・市場調査・パッケージのデザインまで手がける。シンプルな食材でシンプルに表現し、心を豊かにする五感に訴える食を提案。
特に視覚に訴える器や盛り付けまでトータルプロデュース。