あんざい通信コラム 今さら聞けないWebサイトのコト

今さら聞けないWebサイトのコト Vol.7 コーポレートサイト次世代展開「ステークホルダーへの意識」

コーポレートサイトとホームページの違いとは何か、ヒアリングでよく聞く言葉です。違いはないように思えますが、明確に違う点があります。コーポレートサイトには「その企業が目指す取り組みや組織作りが、あらゆるステークホルダーに信頼してもらう上で非常に大事」ということです。

※「Webサイト見直し隊」とはアンザイがホームページに関する様々な問題を解決させるために生まれたチームです

■ ステークホルダーとは?

ステークホルダーは直訳すると「利害関係者」となります。企業のステークホルダーは顧客・仕入先・従業員さらには株主・債権者・行政機関、もちろん会社のある地域の皆さんも同様です。企業が事業において接点があれば「ステークホルダー」となります。

■ステークホルダーを意識したサイト作り

なぜステークホルダーを意識して制作する必要があるかということですが、わかりやすく2つの項目がWebサイトに必要だと仮定します。 一つが「商品やサービス」の販売、もう一つが「採用情報」です。
商品やサービスのステークホルダーは 「顧客」 「取引先」となります。間接的に「仕入先」もあるかもしれません。採用情報は「求職者」「求職者のご家族」となるでしょう。
従来のWebサイトはホームページ的に考えると、商品がいかに優れているか、かゆいところに手が届くか、と商品の優位性を訴求、求人ならいかに働きやすいか、福利厚生はしっかりしているかなどを掲載していたかと思います。ではステークホルダーを意識するどうなるのでしょうか。
■ 商品・サービスに関して
「商品・サービスを企業が取り組む姿勢、ビジョンと共にストーリーとして届け、ファンになってもらう」
■ 採用情報に関して
「その企業のビジョンや目的を実現するための仲間集め、同士集め」
となります。

何かを探しに来るインターネットの世界において、目的を持って御社のコーポレートサイトに訪問されたユーザーに、情報だけを提供するのではなく、企業姿勢、存在意義をアピールし、御社のファンを作っていきましょう。それがきっとこれからの企業活動に大きな力となるはずです。